田沢温泉ますや旅館
上田市郊外に広がる塩田平周辺は、「信州の鎌倉」と呼ばれるように、鎌倉時代から室町時代にかけて多くの寺院が建立され、中には国宝や重要文化財を所蔵する寺院もあり、訪れる人も多い。青木村にある大法寺にも重要文化財の仏像と国宝の三重塔がある。街道を行き来する旅人達が何度も振り返ったとか、「見返りの塔」とも呼ばれている。
近くには島崎藤村の小説「千曲川スケッチ」に出てくる田沢温泉がある。小諸塾で教鞭をとっているときに訪れ泊まった宿が「ますや」である。白壁の土蔵と木造三階建て4棟が建ち並び、藤村の間のある寄せ棟の高楼など、往時の面影そのままにそれぞれに趣きのある佇まいを残している。これらの建築群が国の有形文化財に登録されたのは平成17年のことである。
基本情報
- 都道府県
- 長野
- 温泉名
- 田沢温泉
- 施設名
- ますや旅館
- 住所
- 〒386-1601 長野県小県郡青木村田沢温泉2686
- 電話
- 0268-49-2001
- 公式サイト
- https://www.masuya-1ban.com/
- 室数
- 17
- 料金
- 10,950円~
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 10:00
- 日帰り入浴
- 可
文化遺産情報
文化財情報
- 該当する文化財登録基準
-
- 国土の歴史的景観に寄与しているもの
- 文化財認定箇所
- 新築・土蔵・西館・東館・東蔵・本館
アクセス
- アクセス方法
- 電車:上田駅よりバス青木行き(終点下車)25分、青木よりバス7分/タクシー5分/徒歩30分。上田駅よりタクシーで20分
車:関越自動車道・上信越自動車道(上田菅平1C降車)国道18号・143号経由約3時間。
中央自動車道・長野自動車道(麻績IC降車)県道12号・国道18号・143号経由約4時間。