鎌先温泉最上屋旅館
およそ600年前に発見されたと伝わる鎌先温泉で、寛政元年創業の歴史をもつ最上屋旅館は、木造三階建てで一際目立つ風格を漂わせている。今日まで代々受け継がれてこれたのは、お客様をもてなす心と、純和風木造の宿への愛着からであろうか。木造建築の伝統を受け継いだ外観や、玄関から二階へと通じる磨きこまれた階段も懐かしく、飴色の輝きに心癒されるのである。
大正時代建築の本館の客室は、日本古来の文化が息づき木の温もりを感じる純和風で、懐かしい心地よさに浸れる。
湯治棟になっている二階建ての別館は、部屋の造りは簡素だが清潔で、別に炊事室も用意され、長期滞在の湯治客にも対応できるようになっている。術後の回復期、切り傷や火傷にも効果があるといわれ、多くの湯治客が訪れるという。
本館は大正末期建造の木造2階(一部3階)の純和風となります。自炊部のある別館は創業(江戸時代)当時の基礎も残る木造2階建て(以前は木造3階だったが、現在は2階建)となります。文化財指定ではありませんが、古き良き木造建築を今も大事にしております。
基本情報
- 都道府県
- 宮城
- 温泉名
- 鎌先温泉
- 施設名
- 最上屋旅館
- 住所
- 〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-35
- 電話
- 0224-26-2131
- 公式サイト
- https://www.mogamiya.net
- 室数
- 45
- 料金
- 11,490円~
- チェックイン
- 14:00
- チェックアウト
- 10:00
- 日帰り入浴
- 可
文化遺産情報
その他の建造物情報
国や自治体の指定・登録の認定はなく、「歴史的建造物」に当てはまる宿泊施設として、日本文化遺産を守る会に入会。
アクセス
- アクセス方法
- 車:東北自動車道 白石ICから国道4号線経由約15分。
電車:JR東北新幹線 白石蔵王駅よりタクシーで約15分。